TAMAI Toshiki
玉井 寿樹
Graduate School of Economics, Nagoya University
名古屋大学大学院経済学研究科
概要
玉井ゼミでは公共経済学を専門として様々な社会問題・経済問題に関する解決策を学んでいます。
略歴
2006年 名古屋大学大学院研究科キタン研究員
2007年 名古屋大学大学院経済学研究科助教
2008年 近畿大学経済学部講師
2010年 近畿大学経済学部准教授
2016年 名古屋大学大学院経済学研究科准教授
2022年 名古屋大学大学院経済学研究科教授(現在に至る)
学位
2003-2006
博士(経済学)
名古屋大学
名古屋大学大学院経済学研究科 博士後期課程 社会経済システム専攻
博士論文「公的資本の蓄積と経済成長」
指導教員:小川 光(公共経済学)
2001-2003
修士(経済学)
名古屋大学
名古屋大学大学院経済学研究科 博士前期課程 社会経済システム専攻
修士論文「少子高齢化の進展と社会保障制度」
指導教員:奥野 信宏(理論経済学・公共経済学)
1997-2001
学士(経済学)
名古屋大学
名古屋大学経済学部経済学科
卒業論文「サッチャリズム下におけるイギリス社会保障改革」
指導教員:福澤 直樹(西洋経済史)
研究業績
公共経済学を専門分野として社会資本と経済成長に関する理論・実証研究を中心に研究をしています。最近では民主主義的な政策決定過程と公債を財源とする公共投資の経済効果について研究を進めています。
租税競争と経済成長
2022年9月
租税協調政策が経済成長・社会厚生に与える影響について考察した研究論文です。
将来バイアスと公共財供給
2022年1月
将来バイアスがある場合に公共財供給が経済成長に与える影響について分析した論文です。
これまでの研究業績についてはORCID または以下のウェブサイト (IDEAS) をご覧ください.
大学院進学を希望する方へ
ゼミでは公共経済学全般の数理モデル分析を中心とした研究を行なっています。実証分析については、社会資本の経済効果とその関連研究を主題として行なっています。公共経済学のテキストはたくさんありますが、それぞれの著書に執筆された先生方の個性がよく現れていると思います。以下に代表的なものを示しますので、ご自身の手にとって読んでみてください。公共経済学がどういうことを目指しているのかがイメージできると思います。
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小川 光・西森 晃『公共経済学』中央経済社 2015年.
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小塩 隆士『公共経済学』東洋経済新報社 2016年.
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奥野 信宏, 八木 匡, 小川 光『公共経済学で日本を考える』中央経済社 2017年.(第4章 玉井)
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佐藤 主光『公共経済学 15講』新世社 2018年.
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寺井 公子・肥前 洋一『私たちの公共経済』有斐閣 2015年.
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土居 丈朗『入門 公共経済学(第2版)』日本評論社 2018年.
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林 正義・小川 光・別所 俊一郎『公共経済学』有斐閣 2010年.
博士前期課程については、教員が指導可能な研究手法であり意欲を持って学修・研究に取り組める方であれば、教員の専門分野と多少異なっていても受け入れを行なっています。ただし、出来る限りご自身の研究テーマに近い分野の教員を志望することをお勧めします。なお、本研究科の受験に必要な知識水準については研究科募集要項をご覧ください。名古屋大学経済学部生の内部進学については入試負担が少ない5年一貫教育コースの利用をお勧めします。進学に関心がある方は、メールで気軽にお問い合わせください。大学院ゼミへの体験参加も可能です。なお、海外から経済学研究科研究生を希望される方は教員個人ではなく、留学生相談室にご相談ください。
博士後期課程については、研究の細分化と専門性の高度化もあり、教員の研究分野と親和性の高い研究テーマを希望される方に絞って受け入れを行ないます。このため、博士後期課程への進学を希望される方は事前にご相談ください。
お問い合わせ
〒464-8601 名古屋市千種区不老町
名古屋大学大学院経済学研究科
tamai (at) soec.nagoya-u.ac.jp
研究生に関しては留学生相談室に問い合わせてください
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